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Writing

  • 執筆者の写真: 湯浅
    湯浅
  • 2018年3月22日
  • 読了時間: 1分

エルトン・ジョンの音楽が素晴らしいといえる要素は、

クセの強いメロディ、

詩(理解は和訳だが)の他、

『ビートルズ路線のバンドサウンド』だから。

バニー・トゥピンの唯一無二の詩と同様、

アレンジやミックスの作業は、

バンドメンバー、アレンジャー、

プロデューサーに委ねる。

みんなで作った音楽というのが、

響きに厚みを持たせていると思われる。

無駄がなく、全てが効果的に繊細に絡み合い、

遊び心さえも計算されてるのでは?

と思わせる知的なアンサンブル。

もはやビートルズを凌駕しているともいえる。

そもそも、無駄な音とエフェクトで

音同士、フレーズ同士の距離がなく、

ゴワーっとごまかす感じの音楽は、

昔も今もあまり好きではない。

ビーチボーイズにハマらないのは、それが理由。

この曲は、人生を形成した10枚に挙げた、

「キャプテン・ファンタスティック」より。

ローズ系エレピと、

コンプ強めのフェンダー系ギターの多重録音と、

パーカスの絡みが、

個性的な印象。

ミドル8で、エレピを左右に振るやつと、

マラカスやハイハットやトライアングルと

ハイ上がりな場所でシンクロするアコギが

さりげなく効いている。

面白く、かわいく、繊細で美しい。

理想の女の子のような曲。

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