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亡国のアプローチ

  • 執筆者の写真: 湯浅
    湯浅
  • 2019年6月25日
  • 読了時間: 1分

例えば、

この時計はいいなあと眺めて、

自分も作ってみるか、となったとして、

「外観を真似るだけ」の人とは 一緒にされたくない。

こっちは、 「仕組みはどうなってるのか?」と

一度分解し細部の構造まで確認後に、 組み上げて作り直しているのだ。

完成形は一見同じようだが、中身は別物。

こちらとしては一緒にされたくない。

分解 → 再構築には 知識も技術も経験も必要で、 飛び級で横に並べるわけなかろう。

そのこだわりは、 聴き手の感度に左右される場合も往々にしてあるが、 まずは違いの分かる人間に理解してもらえるモノづくりをしたい。

音楽を知らない人も含め

全ての人にわかりやすいものをなんて、

そんなアプローチばかりしていると やがて国が亡ぶ。


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