どこかで書いたかもしれないが。
ブルース界隈の連中との付き合いがあったころ、
ギタリストと付き合っている女が、僕に
「本職ってピアノとギターどちらなんですか?」
という、意味深な質問をしてくるケースが多かった。
賢く
「ピアノですよ。セッションですか?
〇〇さんとなら、是非是非。」
と答えればいいものの、
な~んか不純なものを感じるので
毎度、以下の対応をするようにしていた。
「そりゃギターでしょ。当然!
僕よりピアノ弾ける人間がいないから弾いてるだけよ。
で?なんで?」
「ああ…セッションね……ま、いいよ。やりますか!
(と言ってギターをセッティングし始める)」
追記
いやいやピアノ弾いてよ。
「いやいや○○さんが弾いてくださいよ!」
だってピアノ弾けないし。
「ギターだって弾けてないじゃんよ!」
と、女の前で恥かかすようなことは
さすがにやらなかった。
僕は慈悲深いのである。