Elton John - Harmony
70年代を代表するアルバムの ラストを飾る、最重要曲のひとつ。 変なAメロと、 やけにキャッチーなサビの
美しい対比。
計算され尽くした 流麗なストリングスとコーラス。 70年代エルトンにおける、 トントンと軽いバスドラムと バササっとしたスネアは特徴的だが、
ハイハットの位置にアコギの鈴鳴りがあり、 要所で左右に振ったりしてるのがユニーク。
他、金物関連、音域の競合の回避が効果的。 シンバルは完全に散らされていて、 ライドは上品にガイドしている。
引き算の美学は歌ものポップスならでは。
すべての音楽の頂点は、
ジャズやクラシックじゃねえからな。