クイーンのヤツに引き続き、
男色のシーンは観てられなかったが
(差別とかじゃなく苦手なんだから仕方ない)、
バーニー・トゥピンとの確固たる友情は、
最後まで感動的であった。
バーニーの更正施設から去り際の言葉は泣いてしまったな。
『僕の歌は君の歌』とは、
ソングライティングチームの一蓮托生のきずなの歌であった。
こちらもクイーンのヤツ同様、
時系列が完全に前後する等のデフォルメがあったり、
Tiny Dancerが悲しいシーンで使われてたり。
ファンとしては、知らない人に変な勘違いされるのでは?
と不安になるところはあったが、
そんなところはファンしか興味もないだろう。
映画としてはいいんじゃないか。
キャリアをスタートさせたバックバンド時代から
初のアメリカツアー成功までの流れは、
時間が経つのを忘れた。
そういうところはこの映画の本質ではないことはわかるが、
大好きな時代の、大好きなポップスターの
スター街道まっしぐらの雰囲気は、
ただ単純に楽しかった。
※ クロコダイルロックの「無重力」は、
『音楽の魔法』を表現した名シーン。