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至宝のワンマン


至宝 菅野創一朗のワンマンの前座にて

STAX FREDで演奏。

写真 岡ちゃん

創ちゃんのお客さん、

音楽に長けた人ばかりなんだろうと

あらかじめ想像するのはたやすく、

それを逆手にとって、

創ちゃんが演奏前にやる口上のパロディからスタート。

欲しいところで、ちゃんと反応あったり

帰り際、わざわざお声をかけて頂いて

握手していただいたり。

とにかくいい思いさせていただく。 

あいがとうございました。

ベースの伊藤一平。

毎日一曲の小曲を書いたり、

アプローチの引き出しの多さだったり、

ビートルズが大好きであったり、

ピアノもギターも演るとか、

もうほんとにただの音楽バカなのであろう。

彼と創ちゃんのアンサンブルは最強、

人柄も最強。

「湯浅さんと、また合奏をしたいです」

と言ってくれてとても嬉しかったよ。

彼らの演奏中、

創一郎楽曲で好きな曲を列挙してみたのだが、

15曲を過ぎたくらいでキリないので止めた。

いい曲が多い。

この日、一番グッと来たのは「まんまる」。

何回か聞いてる曲だったが、

詩が耳に入ってきたら、ハッとしてしまったな。

子供には書けない、大人の曲。

とくに僕の場合、演奏やアレンジが素晴らしいと

そこに気を取られている時期が長く、

「鱗雲」「はみがき」もそうだが、

その時期を過ぎ、頭に詩が入ってきたときに、

いっそうフに落ちることが多い。

まだフに落ちてない楽曲も多々有り。

まだまだ楽しめそうである。

徹頭徹尾、飽きないワンマンであった。

演奏だけでなく、構成のアイデアも素晴らしかったな。

まったく、たいしたもんだわい。

(菅野創一朗 ワンマンライブ / 新高円寺 Stax Fred / 8.30)


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